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日常茶飯の清水                       ~青空を泳ぐ光のおたまじゃくし~

  • 執筆者の写真: 赤田 元日出
    赤田 元日出
  • 1月19日
  • 読了時間: 3分

内之浦にある岸良海岸(きしらかいがん)に

今年はじめて行ってきました。




砂浜がきれいです
砂浜がきれいです

海水の透明度も高く、

海岸から沖に向けて

マリンブルーの色合いが

グラデーション状に

濃くなっていきます。

夏は、海水浴場として

お子さんのいる家族連れで

にぎわいます。


今回行ったときには、

風もなく

誰もおらず

波の打ち返すさざ波の音だけが

静かな雰囲気の中に

響いていました。




静かな海岸です
静かな海岸です

さて、

昨年から気になっていたことがあったので

今回も試してみました。



それは

青空の1点を凝視すること。

しばらくすると

無数の小さい光が現れて

まるで花火が開いたときのように

あちこちに飛んでいきます。

その光は、頭の小さいおたまじゃくしのような形をしています。

そして

単調で直線的に動くのではなく、

ひゅっと向きを変えて動くのです。

しかも、かなりのスピードです。


この現象が、

昨年、ふと青空を見ていたときに現れて

その後も、岸良海岸やその他の港名で試してみましたが

毎回、必ず見ることができました。

そして、今回も。


そこで

インターネットで検索して調べてみると

まさに、回答が書いてありました。

「ブルーフィールド内視現象」という名前がついていました。

青空を見た時に見える動く光の点は、

網膜の血管を流れる白血球に由来するのだそうで

白血球は青色光を吸収しないため、白血球に当たった青色光は白血球を通り抜け視細胞に到達し、

視細胞は光を感じ取り、

この情報は脳に伝わり、点状の光として認識されます。

球形の白血球が網膜の細い血管を通る時、

細長く形を変えて通過するため、

小さな光る虫が動きまわるように見えることがあるとのこと。




最初は、空気中のエネルギーが可視化されているのかな、

と思っていましたが、

この分析記事を読むと

深い感動をおぼえました。


日常生活において

私たちは

外界にあるものを目を通してみています。

そして、見ることができる大きさも限られていて

目で見えないものは、顕微鏡などの道具を使って

視認が可能です。

白血球は、体内にあって、

しかも道具を使うことで

その存在を確認することができます。

それを、

青空をみることにより

白血球の存在とその動きを

間接的にではありますが

見る器官である目を通して

視認できたのです。


人間に備わっている器官の巧妙さに

驚かされます。

そして、

青空を見ることで、それを確認できるという自然の摂理。

自然との一体感を感じます。


分析記事では、1秒ほどで消える、と記載がありましたが

私の場合は、もっと長くて

5~10秒くらいはその荘厳な景色を楽しめます。

今回、その仕組みが分かったことで

次に、青空を見るのが楽しみになってきました。

自分の体内の白血球が動き回る景色を観察して

白血球に感謝、自分の体に感謝したいと思います。





~参照した記事~





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