大好きとんかつの旅 ～懐かしい料理とツバメの突然の巣立ち～
- 赤田 元日出
- 5月11日
- 読了時間: 4分
ふと思い出して、
昔好きだった料理を食べたくなりました。
久しぶりに作ってみようと
レシピを思い出しながら作ってみました。
一品目が、
「納豆パン」です。
料理は簡単。
千切りキャベツを用意して、パンに載せます。
納豆を糸を引くまでかきまぜます。
そして
タレ（または醤油）をかけて
さらにマヨネーズを加えて
再度かきまぜます。
納豆をキャベツの上にかけて
出来上がりです！
お好みで
トーストした食パンに
バターを塗っても美味しさが増します。
納豆に辛子を入れるのもいいですね。
この納豆パンは
自炊していた大学生のころ
テレビか料理雑誌で紹介されていて
美味しくて、手間もかからないので
よく作っていました。
その頃以来、久しぶりに料理して食べましたが
やはり、今でも美味しいです。
次に
「オーロラソースかけ御飯」。
「オーロラソース」と名前はオシャレではありますが
ケチャップとマヨネーズを混ぜただけ。
幼いころ、
晩御飯に野菜料理がメインのおかずに出てくると
食が進みませんでした。
「野菜を食べさせよう」という母の策略、いや、工夫でしょうか、
ケチャップとマヨネーズを白ご飯にかけて、
子どもが嫌う野菜の味を緩和させたのでした。
「これは美味しい！」と記憶に残りまして
次から、野菜料理が出てくると
ケチャップとマヨネーズをねだりましたが
「ダメ！」と叱られて、
なかなか食べさせてもらえませんでした。
母としては、
野菜の旨味をわかってほしかったでしょうし
食べられるようになってほしかったのでしょう。
その、ケチャップとマヨネーズかけ御飯。
今回、作ってみました。
御飯に対して、それぞれの分量が大事なようです。
御飯が、
オーロラソースで、少々ベチョという感じになるくらいの分量が、好み。
そして、マヨネーズよりもケチャップを多めにして酸味強めが好きですが
今回は、ケチャップが少なかったかもしれないです。
それでも、懐かしい味でした。
さて、話は変わって
うちのツバメたち。
事務所駐車場の軒下で
親ツバメが、ヒナたちを育てているわけですが
ヒナが小さいうちは、何羽いるのか分かりませんでした。
成長して、親ツバメが
エサを、くちばしに含んで運んでくると
ヒナたちは、大きな口をあけて
「ぴぃぴぃぴぃ（「僕に、私に、ちょうだい）！」と催促します。
そのくちばしを数えて
5羽いることを確認しました。
写真を見てわかる通り、
5羽が大きくなって、巣が狭くなっています。
このまま成長していったら、巣が維持できないのではないかなぁと
やきもきしていたら
早朝に、なんと巣の正面が崩れ落ちています。
2羽のヒナが巣に残っています。
他の３羽はやむを得ずというか、強制的にというか
巣立ちを迎えたようで、近くには見当たりません。
ヒナが生まれたころ
3羽のヒナが確認でき、
その後、ほかに2羽いることが分かりました。
それ以後も、
3羽と2羽の成長には差がありつづけました。
事務所では
成長著しい3羽を
イチロー、ツギオ、ミツヨと呼んでいました。
その3羽が巣立ったようです。
控えめな2羽を、
シロー、イツコと命名して
たくさんエサをもらえるように応援しておりました。
その2羽が、巣に残ったようです。
しばらく
2羽を眺めていたのですが
シローが、まず巣から飛び出し
不器用に羽ばたきながら駐車場を旋回し始めました。
そのうち、自信がついたのでしょう、外へ飛んでいきました。
残ったイツコ。
ピィ～、ピィ～と鳴いています。
親ツバメも、兄弟も戻ってこないのがわかると
イツコも、頼りない感じでありましたが
羽をばたつかせて、飛び始めました。
外へ出たり、巣に戻ったり。
ついに意を決して
外へ出たままもどりませんでした。
巣立ちまでは
あち一週間くらいあると思っていましたので
突然の別れが訪れて
寂しさを感じますが
巣作り、子育てと子どもの成長、そして巣立ちを
毎日、身近で眺めることができて感激でした。
感謝です。
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