大好きとんかつの旅 ~人の振り見て我が振り直せ~
- 赤田 元日出
- 2月9日
- 読了時間: 3分
本を読んでいますと
「人の振り見て我が振り直せ」
ということわざを見かけました。
子どものころから、よく耳にしたことわざで、
意味は、皆様も良くご存知だと思います。
「他人の行動を見て、よいところは見習い、
悪いところは自分の行動を見直し、改める」こと。
「振り」とは、外面に現れた行動や動作を表しています。
このことわざを、
スピリチュアル的に解釈してみます。
私たちそれぞれが今目にしている現実は
それぞれの心で思ったことや考えたことが
引き寄せたものです。
もっと言えば、
表層の意識(顕在意識)ではなく
無意識(潜在意識)の中に深く刻み込まれている想念が
現実となって現れてきています。
そして、
私たちは、自分について、
長所や美点よりも、短所や気に入らないことを
たえず気に掛けています。
また、他と比較することで
自分を認識するという環境下で
幼いころからずっと生活してきていますので
自分の欠点(他人と比較して劣っていると思う点)について、
常にコンプレックスをいだいて、できるだけ表立たないように自然と隠してきました。
しょっちゅう意識することは、潜在意識へ刻み込まれますので
自分が日頃思っている欠点も、知らないうちに潜在意識に記憶されます。
そして、
潜在意識に記憶された事柄は、
現実となって引き寄せられます。
たとえば、
「気が短くてすぐにイライラしてしまう」ということを
自分が知らず知らず気にしている場合
潜在意識に刻み込まれて現実に映し出されます。
それは、
「すぐにイライラして怒りっぽい人が自分の上司として現れる」
「自分が激高するような事柄を部下が引き起こす」
「夫婦喧嘩が絶えない」
「ご近所トラブルが止まない」
などの現象として目の前に現れるでしょう。
そして、その場合は
相手を変えることはできませんので
自分を変えることで、その状況やトラブルを収束させることになります。
自分を変えるというのは
物事の悪い面ばかりを見るのではなく
視点を変えて、その事柄の良い点を見つけたり、
その出来事から何か教訓を得ようとすることです。
そうすることで、
視点が、「イライラする」という消極的感情から
「良い点や教訓を得る」という積極的態度へ移行します。
積極的思考が、潜在意識下の消極的意識に上書きされることで
現実の「イライラする」事柄は目の前に現れなくなり、
「良い点や教訓」に関する事柄が具現化されてきます。
では、最初のことわざに戻って、スピリチュアの意味を考えてみます。
「人の振り」とは
知らないうちに潜在意識に刻みこまれた欠点と思っている事項が
引き寄せられて、眼前に現れている、という意味になります。
「見て」とは
その現れた状況は、潜在意識に記憶された気持ちや考えなので
その状況をしっかり分析して、
知らないうちに刻まれた自分の感情や考えを認識する、という意味になります。
「我が振り直せ」とは
潜在意識下にあると認識した感情や考えを、
積極的な感情や思考で上書きすることで
新しい引き寄せを行って、眼前の状況を変化させる、という意味になります。
昔から伝わっていることわざ等は
充実した人生を歩んで行く上で、
重要なヒントを教えてくれていると
実感します。
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先日、鹿屋市にある「美味処 鈴家」さんに、
カラオケ帰りに、おふくろを昼食を食べにいきました。
おふくろは、いつもの寿司ランチで
私は、もちろん、とんかつ!
いくつか種類がありましたが、
黒豚のロースかつをいただきました。

からしをつけ、ソースに浸して。
揚げたてで、柔らかくて美味しかったです。
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