日常茶飯の清水 ~無尽蔵に提供されている空気~
- 赤田 元日出

- 1月11日
- 読了時間: 2分
生きていく上で必要なものは
すべて与えられていると言われます。
人間にとって、生命の維持に必要な空気は無尽蔵に与えられていますし
同じように魚には水が大量に周囲を取り囲んでいます。
しかし、魚は水の存在に気づかないのと同様に
人間は、周囲に空気が満ちていることを意識しません。
この世に生まれたときから、
吸って吐くという呼吸を自然と行い、
その源となる空気は、
他の人の分を奪う必要もなく
存分に提供されてきました。
日常の生活では
呼吸は当然のように自然に行われるため
空気の存在さえ意識に昇ってこないほどです。
先日、顧問先様の担当者様と打合せをしたときに
その方が幼い頃、喘息を患っていたことに話が及びました。
吸うことはできても、吐くことができずに
大変苦しかったと。
「こんなに空気はたくさんあるのに、呼吸ができないなんて」と、
子どもながらに死さえ意識されたそうです。
学生時代は入院の日々で、学校にはほとんど通学できなかったそうですが
体質改善の治療をして、結婚して出産をしてからは
症状は治まったということでした。
「今は、朝、目が覚めるたびに、今日も命があることに感謝している」と
嬉しそうにお話しになっていました。
幼い頃からの苦しい経験が、
この方には、大きな気づきをもたらしたのでしょう。
私も、この話を聞いて、
あらためて「この世は豊である」という認識を感じました。
必要なものは全て無尽蔵に提供されているのに
あまりにも日常の中に溶け込んでいて
その存在を認識できていないために
不足感や欠乏感を抱きやすくなっています。
あらためて周囲に意識を及ぼしてみれば
豊富に与えられていことに気づき、
感謝の気持ちが湧いてきます。
「足るを知る」という言葉に凝縮されるのでしょう。
この世界は豊であることを思い出せば
怖れや不安も次第に消えていきますね。
素敵な経験談を聞いて
気づきを得られて、
感謝です。
































コメント