日常茶飯の清水 ~越冬つばめ~
- 赤田 元日出
- 2024年12月29日
- 読了時間: 2分
越冬つばめと聞くと
年配者の方は、
森昌子のヒット曲「越冬つばめ」を思い出されるかもしれません。
♫季節そむいた つばめよ♪
という相手を慕うフレーズや
♫ヒュルリ ヒュルリララ♪
というつばめの寂しげな鳴き声が
印象的な歌で
冬のつばめに仮託して
道ならぬ恋を歌っています。
その越冬つばめ。
今冬は、
事務所駐車場の軒下に2羽。

朝日が昇ると、巣を離れて
日没直前に、帰巣します。
今春も、つばめが子育てのための巣をつくり
無事に旅立っていきましたが
その巣を、再利用しているようです。
親つばめや子つばめが
そのまま残ったのかと思っていましたが
調べてみると、どうも違うようです。
つばめは、
冬になると、南へ移動する習性があります。
春から夏にいたつばめたちは南へ飛び立ち、
今、巣にいるつばめたちは、
もっと北部の地域で春から夏を過ごしたつばめたちが
南下してきて、
温暖なこの地に居ついたようです。
一説によると
当地は畜産が盛んで、牛糞などにいる虫が
つばめの餌に
なっているとか。
毎朝、毎夕、
つばめが巣の中で寄り添っているのを見ると
ほのぼのとして
豊かな気持ちになります。
今年は、
この新しい仲間たちと
寒さに負けずに、
年を越します。

Comentarios